ボブという名の猫


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きゃー!いい映画だったー!

ポイントカードが1年以上前に期限切れてて、
それ以来のシネフロでしたが、
すっかり姿が変わっていてビックリ。
しっくりと落ち着いた感じになり、
ビフォーはカウンター前のビックスクリーンや、
床からの照明にいつも目がチカチカして、
オバちゃんパワー吸い取られてましたが、
アフターは大変よろしいです。











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主人公ジェームズのヘアスタイルにしてみたい、笑

ホームレスでドラッグ更生中のストリートミュージシャン。
手にするのはわずかな日銭。
3ポンドのテイクアウト弁当も、
9ペンス足りず買えない。
ゴミから口に出来そうなものを物色。
足元にはネズミもゴミを物色。
そんな日々は生きていくのが辛いよね、、、

ドラッグ更生担当のヴァル(ダウントンアビーのアンナ!)
ジェームズをなんとかしたく特別に部屋を用意する。
ここからホームレスという肩書きは消える。
温かいお湯が出ることに喜び、
いつ以来になるのか?バスタブでリラックス。
そこで部屋から何かの物音。
侵入者?
恐る恐る向かうとシリアルを食べている茶トラ猫。

どこかの飼い猫かと思い翌日飼い主探しをするが、
野良猫のよう。
1度外へ放すが怪我をして戻ってきた。
知り合ったベティから「ボブと呼ばれたがってる」と言われ、
茶トラ猫はボブという名前になり、
ジェームズと暮らすことになる。

歌いに行くため外出するとボブが後を追ってくる。
ジェームズが乗ったバスにヒョイと乗り込み、
ちゃっかり一緒にストリートへ出勤だ。
ボブの歩きに合わせると時間が掛かるから、
肩に乗せ、そこから人々に注目を浴びる。
チップもなかなかの集まりで嬉しいジェームズは、
ボブとハイタッチで喜び合う。(すごく可愛いシーン)

猫の可愛らしさばかりではなく、
ジェームズの弱さが出ていつドラッグに手を出すか、
父親との関係やBIG ISSUEのルールなど、
ジェームズを取り巻く厳しさもあり、
裕福な親子からボブを買い取りたいという、
あのシーンはとても胸⚪︎⚪︎悪いものだった。











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ベティもセカンドステップへ

このシーンでベティが
「キスってどうして口でするのかしら?
  耳と耳でも手と手でもいいんじゃない」
というような台詞がありましたが、
それで手を繋ぐのね、、、良いシーンだった。

H田先生推しの「茶トラは1番の友達になってくれる」とか、
人生におけるセカンドチャンス、
今まで避けられていた人からの
「恐れ入りますが、、、」(Sirって言われてたね)など、
台詞のアチコチに心に止まるものが多かった。
ジェームズの歌を聴いていると、
「ONCEダブリンの街角で」を思い出す。
そしてジェームズの歌う歌詞がどんどんポジティヴになる。
野良猫のボブとホームレスのジェームズ。
言うなれば野良同士。笑
見ていて「招き猫じゃんか!」と思ったけれど、
ボブにとってもジェームズにとっても、
お互いハッピーになった訳でミートアップですね。
更生成功と父親との和解、そして印税。笑
サイン会の肉球スタンプ、笑っちゃったな。
そしてこの時代SNSで人生変わっちゃうんだねー。

余談なんですが、今回ジェームズのドラッグ離脱を見て、
女優の出産シーンと男優のそのシーンに、
なんだか似たようなものを感じました。
どちらも経験ないと、、、苦笑

あ〜、猫好きな方には堪らない作品です。
それにしても堂々として落ち着いているので、
なんて優秀な俳優猫だ!と思ってましたが、
ほとんどのシーンをボブ自身が出演しているんだと。
ギャラはミルクとチーズなんだと。
2回ほどリアルトムとジェリーあり。
マフラー姿のボブにノックダウン、やられました。

2017.No29  シネフロにて



by jog-daisuki | 2017-09-08 20:15 | 映画を観よう(た~は行) | Comments(0)
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