シング・ストリート


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よかったー!オススメです!

80年代に青春していた方は必見なのです。
いえいえ、、、
生まれてさえいなかった方にも是非!









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映画のキーパーソンはお兄ちゃんです!

「ONCEダブリンの街角」「はじまりのうた」のジョン・カーニー監督の、
半自叙伝的なストーリーであり、それは音楽なくして語れないのです。
音楽は時に自分の居所となり、心の葛藤を歌詞に乗せ、
揺らぐ若い魂をメロディーにして表現する。

主人公コナーはダブリンに暮らす14歳。
両親の口論で家にいても身の置き場がない。
一家の生活費はピンチを迎え、生活の中のリストラとして、
コナーは学費の安い公立学校へ転校となる。
それまでの校風とはガラリと変わり荒々しく雄々しい。笑
お決まりパターンでイジメっ子がいて、
コナーはさっそく目を付けられる。

沸々としたコナーの日常の中で唯一
歳の離れた兄のブレンダンとTV番組でMVを見るのが楽しみ。
デュランデュランの「リオ」を観て、そのカッコ良さに目覚める。
兄はベースのジョンを褒め称える。(ワタシもファンだったー)
この兄貴ってば、随所に語る音楽持論の面白いこと!
音楽だけに留まらず、それは人生論にもつながるの。
ブレンダンのセリフ、すご〜く染み入ります。










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ラフィナとの出会い

学校の向かえに1人の美少女がいる。
1歳上のラフィナで年上の彼氏がいるらしい。
コナーは一目惚れしてしまい、自分のバンドのMVに出て欲しいと、
まだバンドもないのに口走ってしまう。
ふふ〜ん、若いね、突っ走るね、でも真っ直ぐでいいぞ!









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なんやかんやとメンバーが揃い、
バンド名はシング・ストリート。
即興メンバーと思いきや皆んなかなりの腕の持ち主。
デモテープをラフィナへ聴いてもらい、
良かったらMVへ出演してくれるという約束。









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80年代だなぁ〜

初めての手作りビデオはなかなかよく出来ている。
けれど兄貴からは厳しい駄目出し。
もっと勉強しろ!宿題だ。
と、兄は沢山あるコレクションから1枚アルバムを渡す。

何度か撮影でラフィナに会うたび、
少しずつ2人は気持ちが通じてくる。
コナーは彼女への気持ちを音楽で表現する。
なんと素敵な歌詞なのだろう。

イジメっ子を用心棒に従え、
(この件はイジメっ子へ優しい気持ちが出るわ、笑)
学校祭?でシング・ストリートはデビューを飾る。
舞台で歌うコナーは、自分にとって1番大切なものを確認する。










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Go Now!

随所に流れる80年代のメロディー。
ダサくて恥ずかしくなる80年代には、キラキラ輝く青春がある。
イジメっ子へ「暴力は何も残らない」とコナーが言えば、
兄貴は不仲な両親の中で育つ術を自ら考え出し、
不毛なジャングル(と、言ってたかな?密林だったかな?)に、
生きていく道を作ったとコナーへ激白し涙する。
コナーは兄が作った道をただ歩いて行けば良かった。
音楽を通じて生きる指南役の兄ブレンダンを演じるのは、
ジャック・レイナー(風貌はジャック・ブラックに見えた)で、
初めて見ましたが、この作品は彼の存在なくしては名作にならない。
こんなに印象に残って、ホワ〜ンと心が温かくなったのは久々だ。
彼はマイケル・ファズベンダーの「マクベス」に出演してるらしい。
観てないので、DVDで要チェックだ。

14歳コナーの決断で、引きこもりな兄貴にも明るい未来が見える。
コナーとラフィナの向かう英国。
厳しい現実が待っているかもしれないが、
荒波の中の2人には、もうキラキラ輝く未来しか見えない。
ワタシも希望しかこの映画に見えなかった。

アダム・レヴィーンが歌うGo Nowの歌詞もとてもいい。
エンドロールが流れても立ち上がらず、その歌詞を味わって欲しい。
「今でなければいつ行く?」
某有名塾講師の流行語が頭をかすめるが、
「いつか、いつか」なんて言ってるうちは、その日なんてこないんだ。
・・・ワタシ、よく言ってるわ。笑

とにかく音楽好きは楽しめること必然。
フィルコリンズの音楽好きな男はもてないのかね?
兄貴が言ってました。笑

2016.No53 移住先にて

















by jog-daisuki | 2016-11-03 21:12 | 映画を観よう(あ~さ行) | Comments(0)
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