ストックホルムでワルツを


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お久し振りの映画感想文。
少し前に観ていたけど、なかなか書く時間がなくて、、、

フライヤーを見たとき、ジャズの名曲が載っていて、
へぇ~聴いてみたいな・・・と曲在り気一番。
ジャズが流れるのに、タイトルがワルツ?
そんなところも見てみたかった作品だった。






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相変わらず詳細知らずの鑑賞。
スウェーデンのジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの物語。
世界的に有名だったそう、、、ワタシは全く知らなかった。

モニカはシングルマザーで5歳の娘と両親の家で暮らしている。
電話交換手として働き、時々ストックホルムのジャズクラブで歌っている。
ツアーに出ることもあり、その間娘は両親が面倒をみる。
不安定な生活の中、父親は娘を「母親失格」といつも厳しい。

・・・で、このモニカの両親の家はコジンマリしているのだが、
随所に北欧の素敵なデザインが散りばめられている。
あっ、そうか、舞台は本場スウェーデンなんだもんなー。
なにげに食器を拭いている貴女の手にしているのは、
グスタフスベリのプルーヌスではありませんか!
食器棚にも目が行ってしまうし、洗剤ひとつにしても可愛いではないか。







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さらにこんな普段着姿、なにこの電話器。
チェアーにランプに、なにからなにまでモデルルームのようで、
ヤコブセンが随所に見られたり、素敵素敵のセットも楽しめる。







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スウェーデン語の歌詞チェックをしているカフェ。
きぃー、出た!スピサ・リブ。
このくらいの照明で、座りやすそうなイス、そしてグスタフスベリ。
こんなカフェできないかな~、移住先に。笑

北欧の方の白い肌、金髪、そしてブルーの服。
この色の配色もはやテッパンでしょうか。







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モニカは自分の歌の上手さや美貌を自覚していたんですね。
あとは持っていない名声というか揺るぎない価値で、それを結婚相手に求めた。
愛のない生活は罵倒の嵐。
やだね~、エネルギーの無駄。
歌唱力を評価され、一度NYで歌えるチャンスが訪れる。
そこに名乗らなくても一目見て分かった(笑)、エラ・フィッツジェラルドがいたり、
ピアノはトミー・フラナガンだったりと、おおお!とジャズ好きのツボをグイグイ押す。
ここで本場ジャズ界の厳しい洗礼を受け、失意で帰国。
バンドメンバーでベースのストゥーレが助言。
母国語で歌ったら?
これが当たったという訳であります。






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レコード会社とも契約し、現金で大きな家も手に入れる。
ここのインテリアも素敵だったが、ん~両親の家の方が温かみあって好みだな。
名声を自分の力で手に入れたら、今度はアルコールに走ったり病になったり。
もぉーもぉー、娘が不憫で仕方ない。泣

すったもんだして、映画の後半はモニカの夢だったステージへと展開。
そ・れ・は、、、なんとビル・エヴァンスとの共演。
ひぃー、ビル・エヴァンス似てるわ~。笑
「ワルツ・フォー・デビー」を歌んだが、歌もさることながら、あのメロディ。
本当、エヴァンスのメロディはロマンチックで憎たらしくなってくる。

父親との和解、崖っぷちから復活する自己。
最後はすぐ近くにあった幸せを見つけることができて、こっちも安心した。笑
北欧のセンスにウットリ。
ジャスの旋律にウットリ。
モニカ役のエッダ・マグナソンも歌手なので歌は生。
・・・昨年12月、ブルーノート東京でライブあったんすね~。
ユウツベで観ると実物のモニカにソックリ。
「Take Five」を歌うシーン、難しそうなのにちょっとびっくりした。

観終わって「歩いて帰ろう」が頭から離れなくて、フンフンフンと鼻歌。
良かったです!

2015.No3  スガイディノスにて
by jog-daisuki | 2015-02-08 21:00 | 映画を観よう(あ~さ行) | Comments(2)
Commented by Jerrio at 2015-06-27 12:30 x
はじめまして。
散歩中、たまたま行き当たりました。

ジャズを聴き始めた頃、
始めて購入したジャズシンガーのアルバムが
モニカの「ワルツ・フォー・デビイ」だったので、
(ビル・エバンスからの流れでしたが。。。)
この映画、待ちかねて見に行きました。

エッダ・マグナソン、よかったです。
似てましたね。
サントラも購入して、当分楽しめ、
ブログにも興奮冷めやらぬうちに書きました。

あー、思い出すと
聴きたくなってきた。。。

お邪魔しました。
Commented by jog-daisuki at 2015-06-28 21:53
Jerrioさん、コメントありがとうございます。
映画、良かったですよね。
ワタシもサントラ購入しました。
ジャズが好きなのでビル・エバンスと共演のシーンはじ〜んときました。(ビル・エバンスも似てましたね)

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