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フューリー

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ブラピのデコにくっきり浮かび上がる三本皺に導かれ。

プライベート・ライアン風?
初め同じような作品なのかしら?と余り期待もせず観に行くと、
これがなかなか。





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米シャーマン戦車でナチスと戦うウォーダディー(ブラピ)のチームは、
厳しい戦いの中でも生き延びてきた。
そこへ新兵のノーマンが配置され、初日の仕事は血まみれ戦車内の清掃。
戦争の悲惨さを目の当たりにしたノーマン。
戦場に染められていないノーマンの判断ミスで他の仲間がやられてしまう。






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戦場での仕事は唯一つ、敵を倒すこと。
捕らえれたドイツ兵に向けられるピストル。
ここでノーマンは兵士としての教育をウィーダディーより受ける。

次に戦車にのったノーマンの顔つきが一変。
ローガン・ラーマンの目の表情が素晴らしい。





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まず最初の見どころ?は、ドイツ軍が誇る戦車ティーガーとの戦い。
これが凄いミサイルを放つんだ。
取り残された米兵がシャーマン戦車の後ろにどんどん集まってきて、
なんともたよりになる頼もしい戦車に映っていた。

しかしティーガーのビームのような強烈な攻撃に、
次々に仲間の戦車がやられてしまう。
最後に残ったウィーダディーのチームはティーガーの弱点を見つける。

ドイツ人女性との一時。
ドイツ語は話せないがノーマンのピアノの調べで2人は通じていく。
父親のように見守るウィーダディーはドイツ語ができ、
適切な判断と、これが連戦勝利のひとつになっていたのかも。

愛と憎しみを同時に知ったノーマンは更に兵士へ成長していく。






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状況の見えない戦場へ向かう途中、地雷によりキャラピラが破損。
修復中、前方より300人のドイツ兵部隊がやってくる。
もう、逃げるしかない。
が、ウォーダディーは任務全うのため、残ると言う。

彼を観ていると、「ショーシャンクの空に」のレッドを思い出した。
長く収容所暮らしで年をとって釈放されたとて、外の世界では生きずらい。
あんなに自由を望んでいたのに、行きつくところはロープをかける高い場所。
ウォーダディーも長い戦闘を戦車と共にしてきて、彼の居場所はそこしかない。
与えられた任務をこなしていくことは、彼が生き延びることだ。
彼が生きていく場は哀しいかな、戦場しかない。

ノーマンの兵士成長物語と同時に、戦場にはそれ以上の成長は望めず、
いかに長く生きていけるかの術を戦闘の中で取得していく日々。
ノーマンの生きる術は、戦車から産み落とされたように見えた。
彼はどちらの路へ進むだろうか。

米軍M4中戦車シャーマンは本物を使用したとか?
どのシーンだったのか、初めて戦車をカッコいいと感じた映画だ。
以前苫小牧港から自衛隊千歳基地へ戦車が深夜走行した。
爆音と振動が凄かったという。
今の映画館も音響は体感できそうな環境だが、
本物の戦車の地響きはすざましいのだろうな。
そんな爆音を放つものを、見ることも聴くこともしない日々でありますように。

ブラピはなかなか良かったぞ。

2014.No48  シネフロにて
by jog-daisuki | 2014-12-17 21:00 | 映画を観よう(た~は行) | Comments(0)
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