婚約者の友人


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映画感想文を書かねば溜まってきたぞよ!

ワタシがblogを始めたキッカケは映画感想文を書くため。
映画好きな方と繋がりたいなぁと思ってました。
始めの頃は映画を見ながら忘れないように、
暗闇の中、セリフやディテールなどノートに書き留めて、
次にまとめて、翌日感想文を書くというスタイルで、
1本書くのに2〜3日掛かってたわけで、、、
その内、疲れてしまい美味しい物ネタに走り、
時々刺激入れに映画感想文を書くというスタイル。
あ〜、堕落だ〜、映画に失礼だ〜。

このところ観に行った映画がどれも当たり!
笑ったり泣いたり(泣くほうが多かった)
やっぱり映画っていいなー。







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婚約者の墓標の前に見知らぬ男

第一次世界大戦で婚約者フランツを亡くしたアンナ。
アンナはフランツの両親宅で心静かに暮らしていた。
旧東ドイツの自然豊かな町。
黒い身なりで心を閉ざすアンナは、
街角の花屋で小さな花を買い、
無表情に歩き慣れた石畳の道を背筋まっすぐに歩く。
モノクロの中の喪服のアンナはとても美しい。
これからアンナはどうなっていくのか?
アンナはどんな女性なのか?
墓地までの歩みのその姿だけでアンナへ気持ちが向いてしまう。












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いかにもドイツ人なフランツの両親

フランスとの戦いで息子を失ったわけであるので、
謎の男がフランス人というだけで話も聞かず、
始めは追い返した父親。
母親とアンナは謎の男アドリアンがフランツの友人と知り、
アドリアンを通じてフランツの思い出に浸りたいと思う。
そして父親もまた、亡き息子の面影を、
アドリアンに思うのだ。












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少しずつ心開いていくアンナ。

フランツについて知りたいことは山ほどなのに、
アドリアンは言葉少なく知りたい方にしたら焦れったいのだ。
音楽家だというアドリアン。
フランツのヴァイオリンを弾いて欲しいと願う家族。
ワタシはこの男、なにもかも嘘に違いない!と、
最初から胡散臭く見ていた。笑
だからヴァイオリンなんか弾けないくせに、
泣き真似なんかしおってからにーぃ!と腐していたら、
あら、本当に音楽家で弾けるのね。。。

フランス人のアドリアンを受け入れた父親は、
町の馴染みの住人達から毛嫌いされる。
そこは人格者の父親。
みんなに語る言葉に誰も反論できまい。

アドリアンがフランスに帰国してから、
少し映画の風味が違ってきた。
フランスのアドリアンの生家を訪ねたアンナ。
ここからアドリアンの生い立ちゆえ?
こやつめ、優しさと気弱さを勘違いしている男だ。
全てをアンナに伝え許しを得ることは、
なんという自分勝手なズルい奴。
自分が抱えていた錘をアンナへ渡し楽になっただけだ。
きぃー!

ドイツであんなに美しかったアンナが、
あのブルジョア世界では田舎臭くてビックリ。
少しでも気持ちを許してしまったアンナが不憫。
アドリアンからパスされた錘のボールはずっしりと重く、
それを持ってドイツに帰ることなどできない。

大部分がモノクロでアンナの心境が変わる時に?
カラーになるのですが、
全編モノクロで最後の美術館のシーンをカラーでも、
よかったと思うのであります。

アンナの瞳とアドリアンの長い指が印象的。

2017.No37 キノ赤の間にて




by jog-daisuki | 2017-12-06 21:33 | 映画を観よう(あ~さ行) | Comments(0)
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