チャップリンからの贈りもの

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この映画も見たいな〜とキノでフライヤーをもらってた。
あれは昨年の夏頃だったか?
全くもって見に行けなかったのだが、
こうして少し待ってTSUTAYAっ子にて見ることができるのね。
改めて、、、レンタルありがとう。
(ずっと避けてたレンタル、ふふっ)






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刑務所の出所シーンから始まります。
オスマンが出所してきたエディを迎えに行きます。
小屋のような住まいにエディを連れて帰り、
小屋の裏に停まっている妻のキャンピングカーをエディの寝床とします。
そこには、彼の私物や大切にしている本など用意されていて、
エディは感激し、改めてオスマンとの親友の絆を強くするのであ〜る。
幼いオスマンの娘は、エディを連れて帰ったことに不服。
しかしエディは勉強を教えてやるよ、と能天気。

ここまでの序章を見て、
貧しく刑務所に縁のある主人公か、、、
イギリスの労働階級を描く映画に似た感じかしらん?と、
あまり新鮮味もなく見ていたら。







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この珈琲を飲むシーンを見て、急にエディへ好印象持ってしまった。笑
この人、ロブスタ派なんだ。
ワタシは専門家じゃないが、アラビカ派。ふふふ
アルコールより珈琲好きってとこが良いわ〜。


TVからチャップリン死去のニュースを見て、
埋葬されたチャップリンの棺を盗んで身代金を要求するという行動に出る。
思いつきの犯行は見ているこちらがハラハラしてしまう。
貧しくても真面目に働いていたオスマンも、妻の手術費欲しさに、
エディの話にしぶしぶ乗ってしまう。







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チャップリンへのオマージュがいっぱーい!
エディのチャランポランぶりが、逆にほのぼのしてしまう。
やってることは犯罪なのに、
大人の御伽話というかハートウォーミングというか。
このチンパンジーとのシーンもほのぼのしてとっても良いです。






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サーカスの団長?にチャップリンの息子、ユージン・チャップリン。
隣はご存知、キアラ・マストロヤンニ。
もー、もー、なんなのこのキャスティング。
物語を盛り上げる音楽は、ミシェル・ルグラン。
エディがオスマンにプレゼントしたTVから、
ロシュフォールの恋人たちが写るのよね。
ニヤけるではありませんか、この演出。
母と娘がルグランとも共演。
チャップリン一家がスイスで暮らしていた邸宅もロケーションされ、
庭に植え替えられた桜の話をする娘役が、孫のドレイス・チャップリン。
チャップリンの親日家だったエピソードもチラリと入れてくれて嬉しいです。






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随所にライムライトの曲が流れ、そしてラストにこの映像。
シェフチェンコも脱帽するほどのオマージュ!(←うちわネタ)

チャップリンの作品を初めてちゃんと見たのは20代の頃。
職場のDrがチャップリンのファンで映画の話をしてたの。
そのとき、そんなに興味なかったのですが、
北の国から 初恋だったかな〜?
純とれいちゃんが同じ時間に同じビデオを見るというシーンで、
ライムライトが出たんですね。
あの曲を耳にしたとき、ざわざわざわ〜と体に鳥肌が立って、
これは見なくては!と、すぐさまビデオ借りに行ったのです。
あの頃は、ビデオレンタル通ってたよ、、、ツイン・ピークスで。笑
ライムライト、泣きました。
あのときからチャップリンの作品のファンになったと言えるでしょう。

オスマンの仕事、電球を取り替える作業もチャップリンを見てる感じ。
エディが道化師になったのも、意味深ね。
エディとオスマンの娘の時間も、キッドのよう。
事の成り行きは現実的ではないですが、夢を与えたチャップリンなら
きっとこんな作品に仕上げたことでしょう。
裁判のシーンでね、彼らはすでに貧困という罰を受けている、
だったかな?というセリフが御伽話の中ではブラボーという結論。

ワタシはこれ好きです。
そしてライムライトがまたとっても見たくなりました。

2016.No16 DVDにて
by jog-daisuki | 2016-02-18 21:00 | 映画を観よう(た~は行) | Comments(0)
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